僕は、自分の声が嫌いでした。
小さい頃は何も意識していませんでしたが、録音された自分の声を初めて聴いたときに
「あぁ、自分の声はこんなに嫌な声なのか」と思ってしまって、それ以来コンプレックスを感じていました。
でも、そのコンプレックスがあったおかげで大切なことに気づくことができました。
忙しいと思うので結論から書くと、その大切なこととは「誰かしら好きな人がいるよ」、的な内容です。笑
以下では、もう少し詳しく書いてみます。
自分の声が嫌いになった話
僕は、小学1年生くらいの頃から毎日歌を歌ってるような、歌が大好きな少年でした。
外出中の車の中でも、流れてる音楽に合わせて歌ってるような、歌が大好きな少年です。
でもいつだったかは忘れましたが、家族旅行のホームビデオを見る機会があったんです。
それで「うわ、これ俺の声なの?」ってなったわけです。
まぁよくある話ですけど!笑
それでも歌は毎日歌っていましたが、どこか心が今までとは違うんですね。
そして、それに追い打ちをかけるように声変わりが来ました。
それも普通の人よりも時期が早くて確か小5くらいだったと思います。
僕はもともとは声が高くて歌も歌いやすかったんですが、声変りで一気にすごく低くなってしまいました。
どれくらい低くなったかというと、もとは合唱でソプラノ(一番高いパート)だったのが、バス(一番低いパート)に下がったくらいです。
実際、中学も高校もバス担当でした。
(でも、特訓によって今ではバスからソプラノまでの3オクターブ出せるようになりました!( ´∀` )ドヤ)
友達の言葉で世界が明るく見えるようになった
で、そんなこんなで、自分の声にコンプレックスを感じながらも、大好きな歌はずっとやっていたんですが、
そんなある日、友達と歌の話になりました。
「凪野、地声低いのに高い声出せるし、歌上手いし羨ましい」
「ありがと。笑 でも、俺は〇〇(この友達)と違って声がアレだからな…笑 昔から自分の声あんま好きじゃない、というかむしろ嫌い」
「( ,,`・ω・´)ンンン?そう?むしろなんか今まで聞いたことない感じの声な気がする。他に聞いたことない独特な声な気がする。」
ってな感じで、すごい素で言ってたのでそれがめちゃくちゃ刺さって
「え、ェエエエエエエエエエエエエ!?!?」って心の中で驚きのあまり叫んでました。笑
その日ベッドで寝ようとしたときに、その発言が頭の中で再生されて、
「なるほど、この声が好きな人もいるのか。さらに言えば、自分の好みに合わないだけで自分の声は実はめっちゃいい声なんじゃね!?」
って考えに至ることができましたとさ。
以上です。
まとめ
どうでもいい話をつらつらと書いてしまったので、まとめます。
- コンプレックスは実は自分の思い込みの可能性がある。
- 自分のコンプレックスは、他の人からしたらむしろ長所の可能性がある。
- 自分のコンプレックスを好きな人もいる、と考えると少し楽になる。
今でも「自分の声は独特なんだ」という考えが自分の中に根付いています。
あの会話は自分の人生を大きく変えるきっかけだったと思ってます。
では、凪野でした!